Concept 事業コンセプト

トランジションコーチング

変化をチャンスに

LINDELY & CO. は、組織の活動において人や組織が直面するトランジションを、主体的に活用し、成長や目標達成へのチャンスとして活用するためのコーチングをご提供します。

トランジションとは?

トランジションとは、「変化」と訳されます。
一方で、「変化」という日本語から思い起こされるのは、「チェンジ」という言葉が一般的です。
原語が持つ意味をより忠実に表現すると、変化したある現象そのもの、変わった後の状態を示す言葉が「チェンジ」。そして、変化したある現象の変わる前から変わった後を含めた、プロセス全体を示す言葉が「トランジション」です。

トランジションで起こること

基本的に私たちは、無駄なことに時間を費やしたり、周囲に適合できず不安な思いを抱いたりするよりも、安定した、安心に包まれた環境で日々晴れやかに幸せに過ごしたいと思います。
組織においても、主力商品が未来永劫右肩上がりでいてくれれば、より新しいチャンレンジにエネルギーを投入でき、働く社員も組織としても健全でいられると思いたくなります。
しかしながら、現実には、人生にも企業の営みにおいても、多くのトランジションを経験します。
 
トランジションには、内発的な要因により起こすものと、外部要因により巻き込まれ起こさざるを得ないものと、大きく二つに分けられると考えられます。
例えば、人生においては、留学や転職など、将来のために起こすトランジション、企業においては新規事業開拓やM&Aなど、組織の成長のために起こすトランジションなどは、自ら何らかの目的・ビジョンのために内発的なエネルギーにより主体的に起こすものです。
外部要因によるトランジションとしては、例えば、人生における不本意な異動や、企業における経済不況や災害などによる急激な売上低迷などが考えられます。(
外部要因によるトランジションはもとより、内発的要因により起こすトランジションでさえ、実施行動してみると、状況が読めず止まってしまうこと、知らないが故の失敗、漠然とした不安、想定外の厳しさなどに直面し、そのプロセスは平たんで順調であることのほうが稀有です。
そんな時、私たちは目的を見失い、目の前のうまくいかないこと、自分が置かれているアンラッキーで不運な(と、実は自分が思っている)事柄に巻き込まれ、必要以上に消耗してしまうことが少なくありません。
それは、エネルギーの消耗と、時間的コスト、事業においては物理的なコストを生み出します。
トランジションのプロセスは、障害や自分への挑戦がたくさんあり、そこにどのような目的と意味を自ら見出し、行動を継続していけるかという点に、成否の分かれ道があるのです。
 

外部要因によるトランジションが必ずしもネガティブなもの、マイナスとなるものばかりではありませんが、ここでは適応することがいやおうなしに求められるもの、という意味合いを分かりやすくするため、不本意と思われやすい事象を例としてあげております。

トランジションにコーチを付ける価値

コーチは、トランジションの渦の中にいるクライアントから適度な距離を保ちながら、クライアントが一つ一つのプロセスに意味を見出し、成長の糧とし、いち早く目的にたどり着くための伴走者となります。
近視眼的になっていること、目的や意味づけがあいまいなまま無理に前進しようとしていること、自分一人で必死にもがき周囲の力を忘れていることなど、渦中の本人・組織には見えないことも見える距離でゴールまで応援し続けます。
いかなる時も冷静さや自分らしさを取り戻す場所があるならば、状況をなるべく広く細かく把握できるサポートがあるならば、自分自身の言動を振り返り目標達成のためにコントロールできるならば、トランジションほど人や組織の成長をスピーディに力強くドライブしてくれるものはありません。

 
トランジションを起こし、トランジションを成長の糧にするために、以下のような場面・対象の方を中心にご支援したいと考えます。

LINDELY & CO. のサービス対象となる主なトランジションの例

個人のトランジション(例) 個人が得られること
転職、異動/駐在、昇格などに伴う新しい役割でのパフォーマンス発揮 立場や環境にいち早く適応し、周囲との関係性を構築したうえで自身の力を早急に発揮することができる
プロジェクトや部門の目標達成に向けたリーダーシップの発揮 自身のリーダーシップを磨きをかけ、影響力を上げていくこと
部下との1on1面談のためのコーチングスキル開発 特に自分と異なる対象者との適度な距離を保ちながら、相手の主体性を引き出しパフォーマンスを発揮させる能力の開発
組織のトランジション 組織が得られること
新社長・役員を迎えての経営層のチームビルディング 新社長のいち早い定着とパフォーマンス発揮
経営チームの協力体制強化による組織の一体化 など
女性活躍推進 女性役員の、個人としてのいち早いパフォーマンスの発揮
ダイバーシティを重んじる風土の醸成による、組織力の向上
働き方改革 個別の事情・能力の発揮と組織の統一感による組織力発揮というバランスをとることでの、組織力の向上
上司と部下の1on1によるマネジメント改革 上司の1on1力の向上、これによる部下の主体性の発揮や能力向上の促進
組織全体の活性化による、組織力の向上