私がコーチングに出会ったのは1998年のこと。
あれから21年目・・・・
私の中で、未だにコーチングは色あせず、常に興味深く、やればやるほど難しい。
きっと、どのコーチもそうやって自ら道を切り開いているのだろうと思います。
さて、そんな「コーチ道」ですが、どんなコーチが良いコーチといえるのでしょう?
みなさんも、もし自分もコーチがほしいな、と思う事があったら、
その選択基準を知っておきたいと思いませんか?
私がコーチングのトレーニングを始めたばかりの頃、
アメリカで活躍するコーチだった方々に指導頂く機会に恵まれました。
(日本にはそもそもまだコーチという人がほとんどいませんでしたのでね・・・)
当時、アメリカでコーチングの業界の発展に大きな貢献をされていた、
コーチの第一人者の一人でもある方曰はく、「よいコーチの条件」とは・・・・
1. コーチという職業の倫理基準に則ったトレーニングを履修していること
2. コーチングの実績があること
3. 常にコーチをつけていること
当時は、3つ目の「常にコーチをつけている」という項目がとても新鮮に感じました。
一般的に、先生、社長、医者、政治家、最高裁の裁判長など頂点を極めた人は、
周囲の北極星のような存在である、という感覚があったからです。
なぜそう感じていたのかは不明ですが、
おそらく、そういう人がいつも何かのルールをきめて、判断して、自分たちは教えてもらう、
という構造に慣れてしまっていたからでしょうか。
ですが、彼女は強調しました。
自分が知らないことがある、という事を知っている、ということが、何より重要だ、と。
自分が知らないことさえ知らない、ということを、ブラインドスポットといいます。
自分にはブラインドスポットがあるということを、認識せよ、といっていたのですね。
知らないことを知っている人は、自然に学習をし続ける。
多少なりとも人に何らかの変化をもたらすためにコーチという職業を選ぶならば、
自分が学習することをやめてはいけない、そういう彼女の声が今も耳に残ります。
つまり、良いコーチというのは、よい学び手でもある必要があるという事ですね。
そして今。
成人学習、という考え方が広がってきています。
成長し続けることが当たり前の時代になった、というとちょっと強調しすぎかもしれませんが、
人は成長し続けられる、と鼓舞されているようで私はわくわくします。
私は今年、コーチのコーチになるためのトレーニングに約1年かけて参加することにしました。
(コーチのコーチをする人=スーパーバイザー)
日本にはまだ、正式なトレーニングも資格もないので、この領域が発展しているイギリスの
組織が提供するプログラムに参加します。
すでに準備ワークが始まっていますが、新しい世界の扉が開いたような感じです。
ちょっと緊張、かなりワクワク!
きっとこのプログラムから、このメールマガジンを読んでくださっている皆さんだけに
お届けできるコンテンツもたくさんあると思います。
引き続きどうぞお楽しみに~♪